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全豪オープン2026 男子シングルスドロー予想(~QF)

全豪オープン2026の本戦が1/18よりスタート。
筆者の視点で今大会の男子シングルスドロー予想とそれぞれの注目ポイントを以下に記す。
※ドロー票の選手名、国旗が一部異なっています。正確な情報は公式サイト<https://ausopen.com/draws>を確認ください。

【トップハーフ1/4】

アルカラスに敵なしか

今大会第一シードのアルカラスだが、フィジカル等大きな問題がない限りベスト16の進出はほぼ確実だろう。序盤であたる可能性のある選手はシードのポールやダビドビッチフォキナ含めストロークを主体とする選手がほとんど。ビッグサーバーのオペルカが例外だが、昨年のUSオープン一回戦でも難なく退けている。地元選手であるウォルトンとの一回戦でどこまで大会にアジャストしていけるかをまずは見届けたい。

【トップハーフ2/4】

混戦のQF ブブリク、コボリ、ティアフォ、デミノー

QFの椅子の取り合いで最も混戦と言えるのがこのブロックだろう。ブブリク、コボリ、ティアフォ、デミノーとQF経験者、QF常連がひしめき合っている。昨シーズン82位まで落ちたランキングを、4つのタイトルを取り一気にTOP10付近まで上昇させたブブリク、今シーズン初戦の香港で優勝し昨シーズンの好調を維持したまま今大会に挑む。昨シーズンウィンブルドンでQFまで進んだ成長株であるコボリも今大会のQFを十分に狙える位置にいるだろう。爆発力のあるティアフォも全く侮れない。最も上位ランキングのデミノーはこれらの実力、爆発力を兼ね備えた相手に対してしっかりと自分の位置を保持し勝ち上がることができるか、シナーアルカラスに肩を並べるための試金石になる戦いになるに違いない。

【トップハーフ3/4】

ズべレフに立ちはだかるくせ者と実力者

今大会第三シードのズべレフだが、QFまでの道のりは険しいだろう。一回戦はビッグサーブをもつディアロ。昨シーズン初タイトルを獲得したカナダの24歳。実力はいまだ底知れずだが、特にズべレフにとってはこういった爆発力があり、かつビッグサーブがある相手は、自身が主戦場とするストローク主体の選手よりもやりづらさを感じるだろう。また、一回戦を突破した後も、ポピリン、ノリー、ナバ、ミュラーと番狂わせを起こせる選手を迎え撃つことになる可能性が高い。シナーアルカラスに次ぐポジションを保てるか、一回戦から全く油断のできない戦いが続くだろう。

【トップハーフ4/4】

好調メドべデフの復権とティエンvsアリアシムの行方

メドべデフが第11シードと聞いてどう感じるだろうか。前哨戦のブリスベン250の戦いぶりと結果を見るに、やはり彼はTOP10、TOP5の実力を持った選手なのだと感じた人が多いのではなかろうか。昨シーズン5位でスタートしたランキングはAO二回戦でティエンに敗北したのを皮切りに徐々に落ちていった。8月に8年間共にしたセルバラコーチと分かれ新体制スタート。その後徐々にプレーを戻していったように見える。今シーズン初戦で優勝を飾り、好調のまま乗り込む今大会。序盤の相手は得意とするストローク主体の選手が中心だ。シーズン最初のグランドスラムでどこまで復権の兆しを見せられるか見届けたい。順当にいけばティエン、アリアシムのどちらかとQFの椅子をかけて戦うことになる。ティエンは上述の通り昨年度2回戦でメドべデフを退け4回戦まで駒を進めたが、今回も上位進出なるか。去年とは明らかに違うメドべデフと対峙することになるか。昨シーズンランキングを挙げたアリアシムもどこまで自分の安定したプレーで勝ち上がれるか。上位選手の「資質」が試されるファーストウィークとなるだろう。

【ボトムハーフ1/4】

ディミトロフの返り咲きに注目

昨年最もグランドスラムでシナーを追い詰めたのはだれか、と聞かれたらアルカラス以外では確実にこの男の名前が上がるだろう。ディミトロフは昨シーズンのウィンブルドン4回戦でシナー相手に2セットアップとしながら胸筋の故障で無念のリタイアを余儀なくされた。その後パリマスターズにて復帰したが、2回戦を棄権している。そして今シーズン、ブリスベンでカレーニョブスタにストレートで勝利。二回戦で敗れはしたものの確実に彼のテニスが戻ってきていることを世界に見せた。グランドスラムでの爆発を期待したい。

【ボトムハーフ2/4】

大本命ジョコビッチに立ちはだかる壁とフルカッチの躍進

これまで10回AOのタイトルを獲得してきているジョコビッチ。ここに照準を合わせてきており大本命と言いたいところだが今回も今までのように勝っていけるだろうか。アトマン、シャンら若く攻撃的なプレーヤーと当たる可能性が高い今回のドローで後半にフィジカル面での余裕を残せるかがカギになるかと思う。また前哨戦のユナイテッドカップでズべレフ、フリッツに勝ちポーランドを優勝に導いたフルカッチにも期待したい。2024年に6位まで上り詰めた実力者は2025年シーズン怪我でツアーを長期離脱していたが、2026年シーズン序盤で確実に世界のトップの実力を持っていることを見せつけた。最初のグランドスラムで大暴れしてくれることが十分に期待できるだろう。

【ボトムハーフ3/4】

アルトマイアーのジャイアントキリング、ラストAOのモンフィスに注目

本来シェルトン、ルードを本命とすべきかと思うが、アルトマイアーの躍進に期待したい。昨シーズン、89位でスタートしたが、ATP500以上の大会にたとえ予選からでも出場しランキングをTOP50まであげてフィニッシュした。ローランギャロスを含むクレーシーズンで稼いだポイントも多かったが、シーズン終盤のUSOPEN、パリマスターズではランキング上位選手に勝ち好成績を収めている。パリマスターズの2回戦で下したルードに対して再度番狂わせを起こし上位進出を期待したい。またここで外せないのが今大会限りで引退を表明しているモンフィスだ。昨シーズンのスタートはオークランド250で優勝し、AOではペリカ、フリッツを下してベスト16まで駒を進めた。経験値の豊富さもさることながら、オーストラリアシーズンのサーフェスや空気感は確実に活躍できる土壌が揃っていると言える。最後のAOでどこまで進めるか見届けたい。

【ボトムハーフ4/4】

【ボトムハーフ4/4】
フォンセカ、バエスの上位進出なるか

プレーの安定感とGS経験値から上位シードのシナーハチャノフが本命ではあるが、両名への対抗としてフォンセカとバエスを挙げたい。フォンセカは今シーズンは前哨戦には出場せず調整してきた故、フィジカル面での問題は少ないかと思う。完璧に調子を「合わせてきた」若手のホープが、昨年1回戦でルブレフに勝利した思い出の地でどこまで爆発できるか見届けたい。一方シーズン序盤から好調を維持し続けているのがバエスだ。フォンセカとは対照的に前哨戦としてユナイテッドカップ及びオークランド250に出場し調整してきた。ユナイテッドカップではムナール、フリッツ、ワウリンカに勝ち3戦全勝。続くオークランド250ではシェルトンらを下しメンシクとの決勝まで駒を進めた。今シーズンここまで7勝1敗。これまでクレー巧者と各方面から評価を受けてきたが、確実にハードコートでも世界トップの実力を持っていることをシーズンの序盤から世界に見せつけている。好調を維持しつづけられるか、番狂わせが期待される。

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